認められたい

◆認められたい◆ 

先日、久しぶりに友人二人と高田馬場でランチして、その後楽しいおしゃべりを楽しみました。

いろいろな話をしているうちに、「人間て年齢関係なく認めてもらいたいんだね」ということになりました。

一人の友人はまさに今介護の真っ最中ですが、こんなエピソードを話してくれました。

~義母ですが、痴呆が大分進んでしまい、薬を飲みすぎて具合が悪くなったのをきっかけに危ないので、一時薬を彼女が管理したそうです。少しずつ一人で飲めるように訓練した後に「今日から自分でやってね!」と全権を委譲したところ、「はーい!」と手を挙げて喜んだとか。それまで義母にとって、それがそんなに愉快なことではなかったということに気づかなかったそうです~

夫婦なら夫は妻に、妻は夫に、親子なら親は子どもに、子どもは親に、上司と部下、同僚、友人、恋人などの関係もしかりで、相手に認めてもらえたら気持ちが良いですよね。

まして自分が大切に思っている人から誉めてもらったり、自分の行動や考えを肯定てもらったら自信が付きます。

赤ちゃんも同じで、泣くことで過不足なく欲求を満たしてもらえたとき、認めてもらえたと思えるようになり、情緒が安定し自信がもてるようになるそうです。

そして精神的に早く自立するともいわれています。

そのように育てられている赤ちゃんは穏やかで落ち着いていますし、あまり無駄に泣きません。

友人のお子さんやママたちのところに訪問していてたびたびそんなお子さんを目にして「本当だなぁ~」と思うことがあります。

心身ともに満たされている赤ちゃんは、お腹が空いた、抱っこして欲しい、眠いなど、本当に自分の欲求があるときにだけ泣いて教えるようになります。

泣くのは赤ちゃんの言葉ですから、良く泣くお子さんは何かを満たして欲しいと伝えているので、それをみつけるのが育児の第一歩かもしれませんね。